SAVE OUR SHIP

浜田省吾 SAVE OUR SHIP歌詞
1.青空

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

青空を見てた
流れゆく雲と太陽の動きを
壁にもたれて
窓を見上げて
扉を閉ざして
夏が過ぎてく風の無い部屋

海鳴りの浜辺を
群れる野生の馬を追いかけ
歩く 素足で
走る 歓声あげて
叫ぶ 目を閉じて
冬の気配を波に感じて

君は何処から来たの?
瞳の奥に太陽を育み
夕映えの入江のほとりに

雪の重さに耐える
強さを与えてくれた君の
真っすぐな愛する心

青空を見てる
桜吹雪舞う
川沿いを歩く

行こう どんな明日が
聴こう どんな音が
立とう どんな場所が
僕ら二人を待っていようと


2.…to be“Kissin' you”

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

夜にもたれて破り捨てられ風に舞う愛の契約(CONTRACT)
都市の舗道に響く加工された夢の織りなす協奏曲(CONCERTO)
奔放なPassion 身にまとい
No Satisfaction 身をまかせ
今夜誰か慰めてくれる人はいるの?
What can I do? What should I do?
君の想いも言葉も 誰にも届かない
All I can say is,“I love you”
All I can to do is to be “Kissin'you”

夏が近づく汗ばんだ欲望に溺れてもっと混乱(CONFUSE)
シャワーの下で 白い記憶 洗い流して履きかえる靴(SHOES)
艶やかなFashion 身をつつみ
No Consolation 身をさらし
今夜誰か行かせてくれる人はいるの?
What can I do? What should I do?
君の祈りもせつなさも どこにも届かない
All I can say is,“I love you”
All I can to do is to be “Kissin'you”

泣いていいのに 泣けばいいのに 頑張らずに
愛せるのに 愛せばいいのに 自分のこと

死と生 無と有 綻(ほころ)んだ心の縫い目
継ぎ足し妥協(COMPROMISE)
絹のブーツを濡して受け取った金で転がすCheapなDice
真夜中のStation 身を隠し
No Destination 身を委ね
今夜誰か迎えに来てくれる人はいるの?
What can I do? What should I do?
遠く祈りもせつなさも どこにも届かない
What can I do? What should I do?
君の孤独も 悲しみも癒せない
All I can say is,“I love you”
All I want to do is to be “Kissin'you”


3.GIVE ME ONE MORE CHANCE

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

誰から聞いたの そんな噂を?
おれが誰も愛せない男だと
機械(MACHINE)のように冷たく 働くだけの奴
たぶん 本当さ

独りでいるのは 苦痛じゃない
二人でいる寂しさなら知りすぎてる
だけど 君に出会ってから
胸の奥かすかな痛み感じはじめてる

この手をとって
暗闇の中 光に導いてくれる人を 待ち続けてた
君がその人?
Give me one more chance to go back to my life

立ち直ることが出来ない位
傷つけた人がいる 若い頃
その娘を思い出すたびに 自分が嫌になる
愛される資格なんて無いんだと

もう秘密なんてない 嘘もつかない
ありのままのおれ 君に差し出す
NOでもYESでも 受け入れる
Give me one more chance to go back to my life

季節の他には 何ひとつ変わらぬこの街 さまよって
終わりが来ること望んでた でもそれでも…

この手をとって
暗闇の中 光に導いてくれる人を 待ち続けてた
君がその人
Give me one more chance to go back to my life


4.LOVE HAS NO PRIDE

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

彼女がメタルのドレスに身を固めて通りすぎる時の
あの冷たい視線は軽蔑かな?
“知りたかないよ”
女って自分のことを好きな男に
なんであんなに冷たい素振りが出来るんだろう?
LOVE HAS NO PRIDE
跪いて 魂までさし出して
億(BILLION)単位の札束積んでも
あの娘が 乗るのは あいつ
“この街の男は女のことで悩みすぎてる”
この恋まるで氷の上で 燃える青白い炎のよう
この恋まるで氷の中で 冷たく頬をつたう涙のよう

彼女が目のまわり腫らし 奴に殴られたアザを化粧で隠し
今日もofficeで働いてる
“見たかないよ”
女って自分が好きなった男が どんなにひどい奴でも
なんであんなに尽くすんだろう?
LOVE IS BLIND
踊りたいよ 月明かりの下 腰を抱き寄せ でもそれは夢
あの娘に 乗るのは あいつ
“この街の女は男のことで悩みすぎてる”
この恋まるで嵐の海に浮かぶ オール失くした小舟のよう
この恋まるで砂漠の砂の中に こぼれ落ちたダイアモンドのよう

※But it's all right
She's so coll
むなしく一途な恋に生きてる※

“この街には無数の孤独な男と女がいて
でも理想の恋人に出会う確率はゼロ
やっと見つけた彼女には もう彼氏がいて
男のオレから見れば そいつはまるでクズ
だけど彼女は そいつを一途に愛している
未来もチャンスも幸せも 掴み損ねている”

LOVE IS BLIND
踊りたいよ 月明かりの下 腰を抱き寄せ でもそれは夢
あの娘に乗るのはあいつ

“この街の女は男のことで悩みすぎてる”
“この街の女は男のことで悩みすぎてる”

(※くり返し)

この恋まるで氷の上で 燃える青白い炎のよう
この恋まるで氷の中で 冷たく頬をつたう涙のよう
この恋まるで嵐の海に浮かぶ オール失くした小舟のよう
(She never ever never ever no there)
この恋まるで砂漠の砂なの中に
こぼれ落ちたダイアモンドのよう


5.君の名を呼ぶ

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

火の中に飛び込むような恋 愚かだとわかっている
プールの底 沈んで見上げた太陽のように
ゆらめいて砕けて掴めない でもキラキラ輝いてる
黄昏に 真夜中に 明け方の空に ギター弾くように君の名を呼ぶ
せつなくて 苦しくて 息が止まるほど君が欲しい 今すぐ

時計の針 12時 指している 触れてくれ帰らずに
見つめ合うと言葉を失う
友達のままでいい 心の中ささやく声 だけど
街角で 仕事場で 地下鉄の中で 歌うように君の名を呼ぶ
愛される事なんて無いと知っていても 君が欲しい 今すぐ

ふとみせる寂しそうなしぐさ 誰かに恋しているの?

黄昏に 真夜中に 明け方の空に ギター弾くように君の名を呼ぶ
せつなくて 苦しくて 息が止まるほど君が欲しい 今すぐ

黄昏に 真夜中に 明け方の空に 愛しい君の名を呼ぶ


6.真夏の路上

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

最後の煙草に火をつけ
何もかもに理由もなく噛みついてる
午前3時の Wild Boy
行く場所の無い
自由さ 自由 自由さ 行き止まりの

闇に紛れて 熱にうなされて Shalala…
今夜も闇に紛れて 真夏の路上で Shalala…
嵐を待ってる

ガラスのハイヒール履いて
恋のかけひき 街角で躓(つまづ)いてる
午前3時の Lonely Girl
泣きたいくせに
Coolに Cool Coolに 摩天楼にKiss

闇に紛れて 愛をもてあまして Shalala…
今夜も闇に紛れて 真夏の路上で Shalala…
嵐を待ってる

ビルとビルの間 昇ってゆく月(MOON)
数え切れる程の青白い星(STARS)
汗ばんだシーツの海
溶けてゆくイルミネーション
引き金にかけた指に 体震わせて
押し寄せる波のように
岸辺で砕け散ってゆく
今すぐ 今 今すぐに Oh-Yeah

闇に紛れて 熱をもてあまして Shalala…
今夜も闇に紛れて 真夏の路上で Shalala…
夜明け前 嵐を待ってる


7.午前4時の物語

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

午前4時 かすむ目をこすり
駐車場から車を出し アホな上司もうこりごり
むかつく胸おさえる薬 かみ砕き飲む缶コーヒー
眠らない都市の通り いつもどおり 家路たどり
欲しいのはただ深い眠り

交差点の手前 人影 寝ころんだまま動かぬ影
俺の車をただ見るだけ 薄ら笑いを浮かべるだけ
仲間たちは舗道の影 膝かかえ笑ってるだけ
俺は車をすこしだけ 近づけ 叫んだ そこをどけ

そいつはゆっくり立ち上がり ポケットからナイフ取り出し
前輪のタイヤに突き刺し ボンネットの上飛び上がり
俺に突き出した中指 仲間たちにうけるそぶり
勝ち誇ったような身振り 俺の中でなにかがキラリ

バックシートのベースボールバット
掴んだ俺は車道に降り ナイフ持ってるそいつの右手
狙って振り下ろす
そいつはそれをかわすつもり 頭を下げたそこに
俺の振り下ろされたベースボールバット


8.あい色の手紙

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

青空に ひとすじの飛行機雲を見上げた 昼休み
あい色の見慣れた文字 あの娘の手紙読み終えた
父にぶたれて 母に泣かれて それでも私あなたと暮らしたい

塀の向こう 壁にボールを弾ませ 遊ぶ子供らの笑い声
人はどこで 人はいつから つぐなえぬほどの罪を背負うのか
父にぶたれて 母に泣かれて それでも私あなたと暮らしたい
いいさ君の好きなように 僕も君がほしい
ひび割れた夢のかけら 捨てて人の心知った

つかのまの若き日々よ いまこそ僕にやさしい季節を


9.彼女

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

彼女が交差点 渡って来る
待ち合わせの場所へと急ぐ
おれを見つけて 輝く笑顔見せて
手を振る 手を振る

誰もが息をのむ
I know she in so beautiful.
誰が居ようと構わず
おれを強く抱き寄せて
舌からませて熱いKiss
激しく 激しく

今でも解らない
彼女が何故こんな俺を選んだのか

彼女の部屋のドアの前に立ってる
俺の手をとり 中へと招く
灯りを消して 何も問わず 静かに
導く 導く
俺を光へと 明日へと


10.Theme of “Midnight Cab”


11.モノクロームの虹

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

ワイパーも歪む程の雨
青ざめた光の闇に迷い込んで
スピンした車体が
中央分離帯のガードレールかすめてゆく
まるでスローモーション
動かない心

こんな夜には逢いたい 君に抱かれ眠りたい
どんな未来も受け入れる 君がそこにいれば

モノクロの虹のような夢に傷つき
壊れた心を見てきた
再生と死を繰り返し 転がるよ
終りが辿り着くところへ
解放への幻想(ILLUSION) 胸に抱いて

こんな夜には逢いたい 君に抱かれ眠りたい
どんな未来も受け入れる 君がそこにいれば

もう風の声も 世界が軋む音も
刹那の河深くに沈めて 今日を生きる

こんな夜には逢いたい 君に抱かれ眠りたい
どんな未来も受け入れる 君がそこにいれば


12.日はまた昇る

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

海鳴りの聞こえる丘で 青空を見上げて想う
この旅の途上で 愛した人の懐かしい面影を

今日まで何度も厄介な事に
見舞われて来たけれど
今も こうして暮らしてる
これからも 生きてゆけるさ

夕日が空を 染めてゆく
明日の 朝も 日はまた昇る
おれが ここにいるかぎり
おれが そこにいようといまいと

激しい河の流れを 静かに見つめて

闇の向こうに何があるのか
誰ひとりわからない
わからぬことを わずらうよりも
今日 この時を 生きていたい

河を渡り 谷間をぬって 頂きを越えて

長い旅路の色んな場所で
数えきれぬ人に出会う
誰もが 皆 自分の人生と闘っている

荒野にひとり君は立ってる
行く道は幾つもある
だけど たどりつくべき場所は
きっとただ ひとつだけ

どの道を歩いて行こうと
君は君の その人生を 受け入れて楽しむ他ない
最後には 笑えるように